原点確認 その5

5回に渡って書いてしまった意味不明な原点記事、
非常に有意義な、束の間の帰省時の風景でした。


道東は十勝へ仕事に向かう道、最後はやはり好きな
オンネトーへ寄る。
チミケップでは管理されている方に出会い、
峠展望台では火山研究者に出会い、
ここでは足寄の方、オンネトーで雌阿寒雄阿寒の、
湖面に映える風景を撮られている方にお会いした。
面白いおじさんで、しばらく邪魔をさせて頂いた。
たしか、9/12にNHKの取材をここで受けると聞いた。
道内5人程が取材を受けて・・・番組になるらしい。
何の番組だろうか。


以前に載せた写真はこちら。
やや風があり湖面は鏡にはならず、でも好きな写真。


この日は朝に一時、恵まれた状態になったらしい。
風が止むのをひたすら待つらしい。本当によく、
眺めて過ごすのだけれど、奥のキャンプ場に行くと、
入江は風の少ない場所があり、期待の風景に出会える。


秋の頃なら紅葉は特別、冬の前ならそれはそれで素敵、
春も若々しく、水は何物も映え見せてしまう光景、
夏は?神秘的な、ではなく元気一杯の風景であった。



元気?かつてここでたくさんザリガニを捕った。
阿寒の山の火山活動が活発になり?湖面からも
硫黄の匂いのする時期があり、生物の気配が
消えた時期があったのだけれど、今は違う。
当然、トンボはオニヤンマ、ルリボシヤンマが
盛大に飛び交う風景の他に、ザリガニはザリガニでも、
ウチダザリガニがわんさかと居た。驚いた。


慌てて撮るも、カメラも慌てたか、何にピントを
合わせているのか?彼も分からなかったのだろう。
反射と投下、陰影、水中からはどう見えるのだろう?



水は少し濁った気がする。陽がやや高い時間だった
からかもしれないけれど、水と木と倒れた木とが、
水もで反射と投下を繰り返して重なるだけなのに、
何を見せてくれているのか、分からなくなる。



水中の倒れた埋もれ木に葉が茂る。
よくもここまで見事に茂るとは。


自分は透明で、でも味のある、綺麗な水に成りたい。
のかもしれない。意味わからないのだけれど、
何か分かった気がした。気のせいだろうけれどさ。


もちろん、仕事に力尽き酔った夜更けに書いています。