アルテピアッツァ の検索結果:

雪降る前に訪ねてきました。

…。 訪ねたのは美唄のアルテピアッツァ。 アルテよりやや奥にある公園にある彫刻。 札に「盆踊り」という言葉が使われていた。賑やかだった頃の盆踊りは盛大だったに違いない。 ふと眺めると、踊っているようにも見える。きっと子供達がここに来れば彫刻の周りを走り回るに違いない。 改めて観察すると足元がとても綺麗であった。この大理石の彫刻は冬囲いはされていないのかもしれない。 よって変色はしているものの、足元は床面+50mmまでは御影石を使い、表情をそろえているように思われた。 水が付かぬ…

【DOMA/道南の家】 まもなく7年。

…案内した際の投稿、 アルテピアッツァの彫刻と並べているのが この住宅。長くはあるのだけれど妻側外観は、 公園遊具のようなスケールで人に親しい。 オーナーの手作りの小屋などが展開する際、 建物も含め一体感のある風景が広がり、 感動してしまった。見事に生活を楽しまれる 風景は素晴らしい。 プライバシーもあり、写真の掲載は控えますが。 室内も状態宜しく、安心しました。 この梁は和室の障子枠ともなっている。 この梁の高さの設定は基本構造でもあり、 手の届く庇高さに影響する事もあり、 …

気付く。

GW前にふと思い立ち、アルテピアッツァ美唄を訪ねる。 ここはどの季節も気持ちが良く、世の中でも特に、 気持ちの良い空間がある。いつも訪ねて嬉しくなる。 夕暮れ時、逞しく伸びるツクシがローソクの様に 燃えていた。傾いた陽が築山を覆う直前の光景。 同じ水量でも平らな底では静かに流れ、ゴツゴツ した底では音を立てて水は流れる。 今年のGWは温かかったし、きっと、子供たちが ここに浸かって遊んだに違いない。

暖かくなってきた。

地面から生え出るものを撮っていた。 土筆。寄るとかなり不気味な構造だ。 一つ一つさが花なのか、一房で花なのか。 一年目の松だろうか。針葉が数えられる小さな木。 竹の子にも出会う・・・そろそろ時期かな。 花に寄れば蟻がいる。蜜を食べるのだろうか? 訪ねたのは、アルテピアッツァ美唄。 新しいものが増えていた。 穴から覗く。 大理石の表面が滑らかに、ざらざらと光る。 .

置いてみる。

…くなる。 前の日記のアルテピアッツァ美唄にある彫刻、 採寸を元に図面化し、自分の設計した住宅と並べてみた。 【DOMA/道南の家】と並べてみる。 この平屋の住宅は勾配天井の先は約3.6mの天井高さ、 その奥行き19m弱のを見通せる。 訪ねた人が「広い」とは言っても狭いと発することは、 まず無いだろう住まいである。 この住宅の大きさはアルテピアッツァの彫刻を並べても どうこう語れるかなーと思える。 対比が可能なサイズにあるのではと思う。 つまり、人の居る風景が語れるだろうことを…

人と在る。

アルテピアッツァは過ごして実に気持ちが良い。 いつ訪ねても、自分は充実した時間を過ごせる。 冬の誰も居ない風景も好きだけれど、 暖かくなった頃に人の集う風景は素敵だ。 特に子供のある風景は見惚れてしまう。 なぜ、あれほど納まりが良いのだろうか? ここの野山も他聞に漏れず、楽しい場所に違いない。 ただ、一般には「何もない」と形容される風景でもある。 そこに彫刻が介在する。ここの彫刻はそれが主役とは ならず、野山と人とを結びつける役割を担う。 (・・・ように自分には見える。) 子…

招き迎えてくれる様に。

…2年前の夏に撮った、アルテピアッツァ美唄の彫刻。 カフェの奥の山裾に広がる、広場を見守る白い門だ。 以前の彫刻は、この奥の山の細道になるほど!という具合に移る。 山を背に緑の野に映える、実に存在感のある大理石の彫刻だ。 大きな門の構えは地形に沿って自然に広がる「広場」を見守り、 秩序を与える存在にも見える。 以前の彫刻は広場に点として在り、それはそれで面白かったものの、 この広がりを見通す存在ではなかった。なぜ、そう感じるのだろう? (写真左は以前のもの、右は現在のものです。…

包まれる。

アルテピアッツァ美唄を訪ねたのは先週のこと。 まだ雪が残り、桜は蕾、ドロドロではあった。 昨年秋に加わった彫刻は巨大なアンモナイトのようだ。 近くの石碑に書かれた文面からすると、肺なのかもしれない。 金属もこんな風合いが持てるのかと、つい触れてしまう。 正面?には大きな窪みがあり、人一人がすっぽり納まる。 寄りかかると、包まれるように落ち着く窪み。 未だ透ける森、奥から鳥の声が通り伝わる。 その窪みはパラボラアンテナのように働き、 納まる人は、森の音にも包まれる。 これは良い…

安田侃 野外彫刻展 その1

…良い写真は提供できるのだけれど肝心なのは実際の空間、そのものだ。 アルテピアッツァ美唄で驚かされるのは、まさにその適切な感覚に尽きる。彫刻と人、景観との関係、 かなり違う街中では”どう解かれるのか?”に興味を感じたのだけれど、実に素晴らしかった。 真新しい創成川の緑地、その散策路を塞ぐように巨大な白い石の塊が! ここは何としても日曜日にも用事を作り訪ねたい。一時雨の天気予報、雨後の日差しを期待し、 カメラを持って行こうかな。きっと続報と考察を偉そうに記事にしたくなるハズだ。.

アルテピアッツァ美唄

アルテピアッツァ美唄を訪ねる。緑は濃く白い大理石の彫刻とせせらぎが 涼を呼び、多くの人が誘われて水に入っていた。いつ訪ねても心地良い。 この日一番綺麗に見えたのは、カフェの向こうの低地に置かれた大理石の 彫刻。木漏れ日に覆われている。影の部分にマーブル模様が強く表れ、夏 の草木の茂みの中で、緻密で柔和、凛とした姿が対比されていた。 その表面は磨きすぎず、荒すぎず、柔らかな輝きのあるもの。まるで雪の 結晶のように輝いている。ひんやりとした滑らからな手触りが心地よい。 好きな林の…

住まう楽しさ  〜サヴォア邸のスケッチより

…だ。 それはちょうどアルテピアッツァ美唄での経験にも似ている。世界的に 有名な彫刻家の作品を見ることの出来る広場、芸術鑑賞などと気取りたく なる。ここでは彫刻に触れても良い。すると子供達は一転、活躍しだす。 触れると暑い冷たいを感じる。やがて跨り、登り、抱きつきだす。全く 自然に、自由に彫刻と戯れ遊び始める。芸術作品を正に楽しんでいる。 子供は良質な指標なのかもしれない。頭ではなく体で感じることが出来、 その使い方を身を持って現すことができる存在だ。どれほどオシャレで かっこ…

アルテピアッツァ美唄

…開する彫刻広場、 ”アルテピアッツァ美唄”は好んでしばしば訪ねる。 ただ過ごすだけなのだけれど、そういう時間の使い方は 実はとても贅沢なことなのだろうなと思う。 この日は曇が空を覆い晴天ではないもののとても暑かった。 昼頃に着くと既に池の周りは子供達がはしゃぎ回っていた。 後先考えずに自分も入れば良かった。 普段は直ぐに上を目指し始めるのだけれど、この日はふと 体育館へ向かう。曇天の空から滲むように入り込む光が 館内を薄明るく浮かび上がらせていた。 最近、光が少ない時の陰影に…

朝のアルテピアッツァ

初めてここを訪ねたのは2003年だっただろうか。 以来、好んで訪ねている。昨年末は雪遊びをした。 ので、数ヶ月ぶりであった。宮島沼で雁を見た後、迷わずここに立ち寄る。 朝の5時半頃には着いていたと思う。しかし、 到着後間もなく雨が降り始める。外は寒く、雨は冷たく、しかも濡れる。 彫刻も芝も木々も濡れ始めている。 濡れた彫刻は深い表情を見せている。 芝はまだ枯れたように色がない。昨年のGWには丘の上の桜が満開だった。 今年はどうなのだろうか?まだ雪が残る。 降った雨はつたい滴り…