2013-01-01から1年間の記事一覧

始まる。【編集中】

函館の住宅、建築始まる。設計期間は1年2ヶ月。 小さい建築ながらも相当な複雑さのある住宅。 実施図面は30枚。右往左往する要望に応えて、 後に+αの幾枚かも重ねている。 描いた詳細スケッチは現在10枚前後かな。 まだまだ描かなければならない。 この辺り…

郡山 (13.09.27追記)

所要で福島は郡山へ。陸路の移動は新幹線。 実際、とても速い。何れ北海道の人も、 この新幹線の速度に慣れる日が来るのだろうか。 東北のこのような風景、個人的には、 ゆっくりと眺めたい・・・余裕があれば。 郡山、夕方に1時間程時間があり、散歩する。…

善光寺

先日、函館から室蘭へ向かう途中に有珠に寄る。 高速ではないので、やや気楽なドライブだった。有珠の入江は波がなく、鏡のように静かな海。 波の高い季節に思えたけれど、ここは実に静か。 かつては澄んだ淀みだったらしい不思議な光景。 立ち寄った一番の…

海。

夜空を見上げると、今まで頂点にあった白鳥座が、 カシオペアにその座を譲ったように見える。 時期にオリオンが輝きだすのだろうか。 既に今時間は南の空にオリオンが見えている。 海は、お盆を過ぎると色が変わるような気がする。 日本海側は特にそう見える…

夜景。【編集中】

先週末、函館の現場からの帰り、寄り道をしてしまう。 早く帰ろうとは思っていたはずなのだけれど、 気が付くと室蘭の夜景を眺めていた。 学生の頃に見つけた絶景ポイントは今も健在、 出会う光景はあまりに印象的、今も変わらず。 そう言えばこの夜景、以前…

模型で眺める。

平面ではなく立体で検討する。 人を置ける尚、良い。眺めると、 問題が随分と明らかになる。 手掛ける空間を考える時、これまでに 携わった建築を重ね合わせて確かめたり、 あれこれ試しては自分のものにする。 こんな時、模型は嘘をつかない。 結局は”人”の…

「やっつけたな!」

岩内漁港、もっと綺麗な岩内もあったのだけれど、 車を止める余裕もなく、通り過ぎてしまった。 「やっつけたな!」 有島武郎の『生まれ出でる悩み』の中の一言。 綺麗に丁寧に誠意の感じられるこの本にあって、 この一言だけは心からの言葉であるように思う…

描く 【編集中】

函館の住宅のディテールのスケッチ、 1/2スケールでとりあえず8枚を描く。 設計、見積の際に検討していたことを、 より具体的なアイディアとして検討し、 工事のはじまる前に適切に伝えたい。 ディテールもCADで描いて良いのだけれど、 どうも何時からか、…

みつけた海

何時だったか、「海の綺麗な場所はない?」と 函館の知人に訪ねてみたことがある。すると、 「海には行かない」という返事が返ってきた。 この一年、仕事で函館に通う。敷地の近くの海は とても好きだ。立待岬を眺められる。朝がイイ。 噴火湾の海はどこに立…

雨。

昨日の雨、不思議に思える程の勢いが不思議だった。 大気をどうすれば、あの水量を搾り出せるのだろう? 外でシャンプーしてみようか、迷うほどだった。 函館の住宅、現場が9月から始まる。 先立って地縄の確認のため、やや遠回りをして向かう。 恵山を背に…

手に余る。

間違って早起きした朝は、 手に余る劇的な朝だった。 どうして良いやら、お日様に向けて ただシャッターを切っただけ。 この輝きの後、あっという間に 薄暗い街並みが光で包まれてしまう。 爆発するような勢いで光が注がれる。 光によって世界が膨らむような…

瑠璃

昆虫が好きなのだけれど、特にトンボは好きだ。 ヤンマになんか出会えば興奮が納まらなくなる。 写真はオオルリボシヤンマのメス。 このトンボはオニヤンマほどに大きい。 湿地を好み、両者は棲み分けが出来ている。 産卵場所を選び探しホバリング中、の一枚…

ミミ

目が会うと、声を掛ける間もなく、 みゃーみゃーと話しながら寄って来る。 上げた足を一々内側へ向ける独特の動作、 何故か左に寄って歩み来る。 屈んだ私の左足に擦り寄り、背に回り込み、 右に出てノドを鳴らし、触らせてくれる。 若い時は少しも触らせて…

葉っぱ。

何の気なしに眺めると、小さなものが。 手に取ると葉っぱ。 風が強いし、窓から迷い込んで来たのかい? 葉が散るだなんて、まだ夏でいてくれよ。

いつも。

案外、いつも同じところで悩んでいる。 基本は同じ。けれど都度、適切を考え臨む。 これは、もう一歩だな。もう少し描こう。

これは【bookshelf】の朝。 北側ハイサイドにはスリット窓がある。 北から朝日が昇る今時期は陽が差し込む。 低い日差は大気を十分に通過して弱められ、 室内に入り込む時は柔らかいグラデーションを作る。 朝の5時過ぎ、間もなく一日が始まるのを 知らせるよう…

通り道

蜜を求めて菜の花へ・・・ というよりは、 集うハチ達を捕らえるに 十分に逞しい脚、巨大なアゴ、 の生き物が私の事務所を 通り道にしている。 おそらく間違いない。 5cmの隙間でも余裕で侵入し、 ここでジタバタと寛いで行く。 近所に巣があるのだろうか?…

ディテール

ディテールについて書きたいと思いました。 そこで、例えば巾木のことを。 一般に壁の下端には『巾木』が取り付けられます。 壁と床の接するところ、綺麗に見せる、汚れを防ぐ、 アラを見せない工夫、それが巾木でしょうか。 【DOMA/yamanote】の巾木、ここ…

プロの職人

近所の時計屋さんに立ち寄ってみた。 腕時計をしない私ですが。 狭い店内、小さなショーケースは、 売る気があるのか?と思う煩雑さ。 奥からというのか、積み上げられた 機材の影から現れる老・時計職人。 彼の作業場は半畳に満たない。 様々なことを熱く話…

久しぶりに早朝の水源池を訪ねると・・・雨。 本の数分の滞在ではあったのだけれど、 森の雨音は新鮮、妙に納得して過ごす。 虫達は葉に止まって羽を休め、 カタツムリだけがのびのびとして、 森の夏の葉が水滴に覆われていた。

花火

昨晩、初めて花火を撮った。 屋上からは、やや遠い。 来年は河辺まで行こうかな。

月夜。

帰り道、綺麗な月夜を見つけました。 次にこの月を見上げる時は秋なのでしょうか。 今宵は諸先輩達とお酒の席を一緒させて頂いた。 刺激的なお話、緊張のある席、過ごす楽しい時間。 思うこと多々。

SAPPORO CITY JAZZ

ここ数年、あるオーナーにお誘い頂いて夏は、 札幌のJAZZイベントを楽しませて頂いています! 席は中央2列目のベストポジション!感激でした。 行ったのはMJQ。 筋肉質のおじさんドラマーはカッコよかったし、 ソロの多かったベースは聞き応え十分だった…

イリジウム・フレア

イリジウム・フレア 7/13 22時20分59秒 南西33度北行 −4.9等級。 青少年科学館・札幌天文台の方が 情報を発信されているようです。 ネットでも検索ができるようです。 イリジウム(人口)衛星のアンテナか何かが、 太陽光を反射させ、数秒の間ですが、強烈に…

敷地のはなし。その2【DOMA/yamanote】  【編集中】

【DOMA/yamanote】、敷地の使い方が大きな 分岐点となった設計でした。 南北に約45度の傾きのある細長い敷地です。 隣地の住宅は南西の道路に面して建てられ、 リビングの窓が道路に面していました。 通り行く人と今日はをしてしまうためか、 どの家も大きな…

敷地のはなし。その1【DOMA/道南の家】

先週末の帯広でのASJのイベントに貸し出していた、 【DOMA/道南の家】のパネルが戻ってきた。 (梱包が悪くて枠が破損してたぞっ!Y様。) この住宅は函館近郊に建つ住宅です。 函館山への眺望の素晴らしい風景の中に在ります。 イベントでこの住宅を紹介さ…

おかしな時間に目覚めて過ごす朝。 焼いた黄身のような昇ったばかりの陽、 信号ほどの高さの空に置いてあった。 十分に大気を通過して弱まった光、 ぼんやりと影を帯びて結びだす様々な像、 いつもの珈琲すら気が利いて見える。 ・・・気のせいかもしれませ…

やっぱり・・・

【DOMA/yamanote】のオーナーより写真が一枚届く。 ジロ・・・やっぱり少し太った?足がヌイグルミになってる!

ドマ 【bookshelf】 【編集中】

私が「ドマ」と呼ぶ空間、既成のイメージはありません。 時に土間、縁側、サンルーム、廊下、様々ですが、 どれかということはなく「ドマ」と呼んでいます。 初めて実現出来たのは札幌近郊に建つ【bookshelf】です。 この住宅はネット上で開催されたコンペを…

エスキース

先日のASJのイベントではたくさんの方にお会いしました。 このような場に参加できたことを感謝しております。 私は、来場された方に何を伝えられたのだろうか? それが設計の機会へと結ぶことを期待しますが、 出会いの際には、私は何をする人なのかを伝える…