2012-01-01から1年間の記事一覧

【DOMA/道南の家】

先週、函館に行った際に【DOMA/道南の家】を訪ねた。 諸事情あり、2年半を経過しようやく完成といった具合。 後は植えられた木々の生長を待ち、よい具合に落ち着く のは数年後だろうか?とても楽しみにしている。 (俊工事の外観はこちら。) この広大な敷地…

レイアウト

明日から函館。ASJのイベントに参加する。 写真はそのイベントで考えている展示レイアウト。 過去、何度か自分の建築をパネルにしたことがある。 都度、考えては作る。そういう作業はとても好きだ。 このレイアウトはきっと見難い。 4つの住宅が仕切りなく…

ASJ函館のイベントに参加します。6月30日〜7月1日

ASJ函館のイベントに参加します。 丸井今井函館店 6階特設会場 函館市本町32-25 6/30 11:00〜18:00 7/ 1 10:00〜17:00 約一年ぶりの函館です。 3年前に設計した【DOMA/道南の家】では、 毎週のように通いました。 以来、道南がとても好きです。 歴史…

珈琲と。

着色は自室事務所でマーカーを使う。 そんな高価な代物に頼らなくとも十分なのだけれど、 グレーのグラーデーションがたまらなく好きだ。 お気に入りのPANTONEは既にインク切れ、しかも廃盤。 MAXTONのマーカーもどれもがインク切れに陥ってい…

塗装

本当はRC打放にAEPが良いやっと思ってたのだけれど、 そうも行かず。もっと程度の良い塗装を探していた。 (RC打放の上AEPとは、コンクリート素地にペンキ塗のこと。) 今回はエスケーなる大手メーカーに相談する。 求める性能とは、通気性、耐久…

タイル 【追記】

このタイルは好きだ。見つけた時はビックリした。 まるでマーカー一式のように色が揃う。 面形状も様々、ベースとして考えるには理想のよう。 特注であるのは難点だけれど。 トータルで考えて頂きたいと相談し、 何種類か、小ロットも焼いて頂けることになっ…

跨線橋

元町での所用、自転車で出かける。一時間程のサイクリング。 その気になれば、市内なら自転車行動範囲なのだと実感する。 実は、あまり知らない場所。そういう時、自転車は重宝する。 最近はスピードを出さずに乗る。幹線は避け、裏道をきままに 走るのがと…

事務所登録 完了。

一級建築士事務所登録申請が完了した。 2012年(H24年) 6月 8日 北海道知事登録(石)第5930号 だそうだ。

描く。

明日の打合せのために、スケッチを描く。 何を作るのかを示す時はスケッチがとても良い。 どういうわけか最近、描く時はカフェに行く。 いろいろ描くけど、今日は太い線で漫画風。 次はディテールが必要になるかな。 しばらくは通うことになりそうな気配。

販売

この前「デザイン」として記事にしたマンションが この週末から販売が開始されるようだ。

主はどこに?

ある日、視界の左上が白く陰る。 振り払えぬ陰の先を探すと、確かに陰がある。 凝視続けてしばし、目前に蜘蛛の巣を見つけた。 ・・・ アルテミデのアルミの傘を上の2つの支点とし、 下端は机に置いたレンズ拭きの布。 巣は携帯電話に納まるほどの大きさ。 …

磨き上げるには月日が欠かせぬ。

ふと見ると、高齢の職員がどうやら手摺を清掃している。 思わず足を止めたのは、それがただ拭いているのではなく 磨いていたから。磨き粉を使い丹念に磨き上げられる手摺。 聞けば毎日のこと、前任者から引き継いだことを聞く。 半世紀の間、磨き上げらた手…

そういえば、

事務所登録をして来た。 「田名部伸紀建築設計事務所」 たなべ のぶあき けんちくせっけいじむしょ 一級建築士事務所です。 自室からのスタートですが。 事務所を探している最中です。

日食の観察風景を。

世間ではもう過去の事の様ですが、 一週間前にあった日食での発見を。 非常に科学的な見地から、観察具としてアルミコーティングされた フィルムを試す。これにより見事な像を得、無事に観察が出来た。 ただ、試したフィルムの星型がね、太陽が星になったわ…

大きさを確かめる。

佛願寺の納骨堂、これは適切な大きさ、スケール感に 設えることができたと思う。 55坪の広がりある空間、その奥行きは27mを越える。 これを一直線に結ぶ主たる動線は、一切の無駄を 省いたプランの要、これをそのままハレの間としている。 この空間に入ると…

置いてみる。

良い寸法を手に入れると、ついあれこれ試したくなる。 前の日記のアルテピアッツァ美唄にある彫刻、 採寸を元に図面化し、自分の設計した住宅と並べてみた。 【DOMA/道南の家】と並べてみる。 この平屋の住宅は勾配天井の先は約3.6mの天井高さ、 その奥行き…

人と在る。

アルテピアッツァは過ごして実に気持ちが良い。 いつ訪ねても、自分は充実した時間を過ごせる。 冬の誰も居ない風景も好きだけれど、 暖かくなった頃に人の集う風景は素敵だ。 特に子供のある風景は見惚れてしまう。 なぜ、あれほど納まりが良いのだろうか?…

招き迎えてくれる様に。

これは2年前の夏に撮った、アルテピアッツァ美唄の彫刻。 カフェの奥の山裾に広がる、広場を見守る白い門だ。 以前の彫刻は、この奥の山の細道になるほど!という具合に移る。 山を背に緑の野に映える、実に存在感のある大理石の彫刻だ。 大きな門の構えは地…

電話鳴る。

「お元気でしょうか、実は営業です。」と、 電話の先はカンディハウスのSu氏、彼には、 【DOMA/yamanote】でもお世話になっている。 ちょうど、マンションのインテリアに使う家具を思案していた。 予算を考えると、声を掛け難いメーカーではある。 ただ、今…

ロートアイアン 【少々加筆】

建築工事において、特に高価な項目がある。 例えば家具工事がそうで、減額調整の際には、 真っ先にその対象となる。 金物工事、これもその筆頭に上がるだろう。 高価なのには訳がある。人の手間が掛かるからだ。 昨年竣工した佛願寺でも金物は最後まで思案し…

塗り終えて。

「改めて見直してもいい感じですよ!」と 【bookshelf】オーナーよりメールが届く。 大変な仕事ではあるものの、その甲斐はあるよなーと思う。 真っ白は気持ちがイイ。 木は手間を惜しまなければ末永く使える建材。 しかし、手間を惜しめば朽ち果てる危険も…

包まれる。

アルテピアッツァ美唄を訪ねたのは先週のこと。 まだ雪が残り、桜は蕾、ドロドロではあった。 昨年秋に加わった彫刻は巨大なアンモナイトのようだ。 近くの石碑に書かれた文面からすると、肺なのかもしれない。 金属もこんな風合いが持てるのかと、つい触れ…

豊かな自然の使者。

ニホンザリガニ、札幌でもまだまだ出会える。 川とも呼べない小さなせせらぎ、清流に住む生物。 彼らが住まえる環境とは、綺麗な水のあることの証、 つまり、豊かな自然がそこにあることを意味する。 毎年春に一度は探しに行き、出会えたら、 今年も無事で健…

塗った。

昨日、【bookshelf】を塗ってきた。お手伝いです。 木は手入れをすれば長く使える素材、 【bookshelf】では手の届く低い部分にデザインしている。 (下の白い部分が木部分です。) 建設時、減額案を兼ねて「塗る」実践をした。 皆で白くなりながら。 2度目と…

創成川を散歩する。

もう随分、暖かくなった! 大理石の彫刻も冬場の養生シートが剥がされ、 白い肌を露出している。 創成川にある安田侃さんの彫刻。 通りの真中にどうどうと在る。 子供ならこの門の小さい穴を目指すだろう。 自分は、少し我慢して大きな穴をいつも潜る。

スケッチ

しばしばカフェに逃げ込み、篭り、 時間の経過を忘れ、 淹れて頂いた珈琲をわすれ、 どう言う訳か公衆の面前で、 いつしか没頭するようにペンが進み、 と、いう事を経験する。 思い出したようにススる冷えた珈琲も旨い。 描いたスケッチが生きるのか? これ…

塗る。

塗る。壁を。【bookshelf】の。 6年目を過ごしている【bookshelf】、 そろそろだと、昨年からお話していた。 オーナーより、連絡が入る。・・・? 手伝う宣言をしていたんだな、自分。 行く末が気になる上に、楽しみでもあるので、 GWは4/30に塗りに行く。…

デザイン

こんなのもデザインした。まだ外観は悩み足りないが。 ホールの印象は上手くまとまりそうだ。 既に着工、竣工は来春。減額調整の最中ではある。 素材と用いる部位、その形状、照明の具合、 大きさ、高さ、低さ、人の流れ、見え、隠れ。 ここに辿り着くまでは…

デザイン

藻岩山の麓、電車の通る街並みに建つマンションをデザインする。 電車の緩やかな動き、人の歩くスピード、藻岩山の背景、 街並みに参加し、人が歩みに応じ、相応しい街並みを考える。 敷地に立ち、手掛かり、発見、印象を得てデザインに取組む。 人の歩く速…

森の中は、こんな風景がどこにでも溢れている。 落書きのように有象無象の線が交差する世界。 草木の茂る夏よりも、春や秋、雪で覆われる冬は 特に線が少なくなり、観察すれば意図ある絵すら 容易に見つけられそうだ。 山陰に入る夕暮れ、雪融け水が混じり濁…